広告
離れて暮らす親のことが心配でも、毎日会いに行くことは難しいものです。
- 電話では元気そうでも、本当に大丈夫か確信が持てない
- 実家までの距離があり、頻繁に様子を見に行けない
- 家族だけで見守り続けることに、少しずつ負担を感じている
そんなときの選択肢の一つが、高齢者向けの見守りサービスです。
とはいえ、見守りサービスにはセンサー型・電話型・GPS型・ホームセキュリティ型などさまざまなタイプがあり、「どれを選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いはずです。
当ブログ「親の安心ガイド」では、離れて暮らす家族を支えるための情報を発信するとともに、訪問介護職員と救急隊員が記事づくりを行っています。
実際に高齢者を訪問し、生活の様子を見てきた立場だからこそ伝えられる視点も、記事の中で紹介していきます。

この記事では、見守りサービスの種類や比較のポイント、親の状況に合わせた選び方まで、分かりやすく解説します。
読み終える頃には、「我が家の親にはどんなタイプが合いそうか」が見えてくるはずです。
一番高機能なサービスではなく、親に合ったサービスを選ぶという視点で、一緒に見ていきましょう。
離れて暮らす親に見守りサービスが必要な理由

まずは、見守りサービスが選択肢として挙がる理由を整理しておきましょう。
電話だけでは親の様子が分からないことがある
電話の声だけでは、生活の細かな変化までは確認しきれないこともあります。
毎日の訪問は家族にとって負担になる
離れて暮らしている場合、毎日訪問して確認することは現実的に難しいものです。
もしものときに気づくきっかけを作れる
いつもと違う様子があったときに気づける仕組みがあると、安心につながります。
親自身の安心にもつながる
サービスの内容によっては、緊急時にすぐ連絡できる仕組みが、親自身の安心材料になることもあります。
見守りサービスは、家族の不安を減らすためだけの仕組みではありません。
次は、どのような種類があるのか確認していきましょう。
高齢の親向け見守りサービスにはどんな種類がある?

見守りサービスには、いくつかのタイプがあります。
センサー型
室内に設置したセンサーで、生活リズムや動きを確認するタイプです。
電話・会話型
定期的な電話や自動音声などを通じて、安否を確認するタイプです。
GPS型
外出時の位置情報を把握することを目的としたタイプです。
スマートフォン・アプリ型
スマートフォンを利用し、家族がアプリで状況を確認するタイプです。
ホームセキュリティ型
防犯機能に加え、緊急時の対応まで含むタイプです。
それぞれのタイプには特徴があるため、次から具体的な比較のポイントを見ていきましょう。
見守りサービスおすすめ比較

タイプごとの特徴を、比較表にまとめました。
| タイプ | 見守り方法 | 親の操作 | 駆けつけ対応 | 防犯機能 | 向いている家庭 |
|---|---|---|---|---|---|
| センサー型 | 室内センサーで生活の動きを検知 | 少ない | サービスによる | サービスによる | 機械の操作が苦手な親 |
| 電話・会話型 | 定期電話や自動音声で確認 | 少ない | サービスによる | ― | 会話を通じて確認したい家庭 |
| GPS型 | 位置情報で外出時の様子を把握 | 携帯や端末の携行が必要 | サービスによる | ― | 外出の多い親 |
| アプリ型 | スマホアプリで状況を確認 | ある程度必要 | サービスによる | サービスによる | スマホを使える親 |
| ホームセキュリティ型 | センサーや通報で異常を検知 | 少ない〜必要 | サービスによる | ○ | 防犯も重視したい家庭 |
※実際に検討する際は、各サービスの料金・機能・対応内容を、公式情報で確認することをおすすめします。掲載内容は執筆時点の一般的な特徴に基づくものです。
比較表を参考に、我が家に合いそうなタイプの見当をつけてみましょう。
おすすめの見守りサービスをタイプ別に紹介

「おすすめ1位」を決めるのではなく、親の状況に合わせたタイプ別の考え方を紹介します。
親が機械を操作するのが苦手なら
操作の少ないセンサー型や電話型を中心に検討してみましょう。
親がカメラを嫌がるなら
カメラを使わないセンサー型や電話型が選択肢になります。
離れて暮らしていて安否確認を重視するなら
センサー型や通知機能のあるタイプが向いています。
防犯も一緒に対策したいなら
ホームセキュリティ型を検討してみてください。
外出時の安全も気になるなら
GPS型など、位置情報を確認できるタイプが選択肢になります。
家族とのコミュニケーションも重視するなら
電話・会話型を中心に考えてみましょう。
親の状況や希望に合わせて、タイプを絞り込んでいきましょう。
見守りサービスの選び方|確認したい8つのポイント

サービスを選ぶ際に確認しておきたいポイントを、8つ紹介します。
① 何を見守るサービスなのか
安否確認だけなのか、生活状況まで把握できるのか、範囲を確認しましょう。
② 親自身の操作が必要か
日常的な操作が必要かどうかは、続けやすさに大きく関わります。
③ 異常時に誰へ通知されるか
家族に直接届くのか、事業者を経由するのか確認しておきましょう。
④ 緊急時に駆けつけてもらえるか
駆けつけ対応の有無は、サービスによって異なります。
⑤ 防犯対策もできるか
見守りだけでなく防犯まで求める場合は、対応範囲を確認しましょう。
⑥ 月額料金・初期費用はいくらか
継続的な費用として、無理のない範囲かどうかを確認しましょう。
⑦ 契約期間や解約条件はどうなっているか
契約前に、解約条件についてもしっかり確認しておくと安心です。
⑧ 親が納得して使えるサービスか
機能面だけでなく、親自身が納得して使い続けられるかどうかも大切な視点です。
8つのポイントを踏まえながら、家庭に合ったサービスを絞り込んでいきましょう。
見守りサービスの料金はどれくらい?

料金を確認する際は、月額料金だけでなく、いくつかの視点を持つことが大切です。
月額料金だけで比較しない
月額料金の安さだけで選ぶと、必要な機能が含まれていないこともあります。
初期費用・機器代も確認する
契約時にかかる初期費用や機器代についても、事前に確認しておきましょう。
駆けつけ料金など追加費用も確認する
駆けつけ対応が発生した際の追加料金なども、あらかじめ確認しておくと安心です。
家族の負担とサービス料金を比較する
家族が個別に対応する負担と、サービス利用の費用を比較して考えてみましょう。
「安い=おすすめ」とは限りません。総合的な費用感を踏まえて検討していきましょう。
親が見守りサービスを嫌がる場合はどうする?

見守りサービスを検討していても、親自身が乗り気にならないケースもあります。
嫌がる理由をまず聞く
まずは、親がなぜ抵抗を感じているのか、話を聞いてみましょう。
「監視」ではなく「安心」という考え方
見守りの目的が管理ではなく、お互いの安心のためであることを伝えましょう。
親と一緒にサービスを選ぶ
一方的に決めるのではなく、親と一緒に選ぶ姿勢を大切にしてください。
いきなり契約せず、まず比較する
契約を急がず、まずは複数のサービスを一緒に比較してみましょう。
親が見守りサービスを嫌がるときの伝え方については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
👉 [親が見守りサービスを嫌がるときの伝え方|押しつけないための工夫]
見守りサービスは家族による見守りと組み合わせる

見守りサービスは、家族による見守りに代わるものではなく、組み合わせて活用するものです。
サービスだけに任せない
サービスを導入しても、家族の関わりが不要になるわけではありません。
電話やLINEも続ける
これまで通り、電話やLINEでの連絡も続けていきましょう。
定期的な帰省も大切
可能な範囲で、定期的な帰省も継続していくことをおすすめします。
兄弟・親族・近所の人とも連携する
家族だけでなく、親族や近所の人とも連携しながら見守りを続けていきましょう。
家族でできる見守り方法については、こちらの記事もあわせてご覧ください。
👉 [一人暮らしの親が心配になったら始めたい見守り対策7選|離れていてもできる方法を紹介]
👉 [離れて暮らす親を見守る方法|無理なく続けるためのポイント]
こんな家庭には見守りサービスがおすすめ

次のような状況に当てはまる場合は、見守りサービスの活用が助けになりやすい傾向があります。
- 親が一人暮らしをしている
- 子どもが遠方に住んでいる
- 毎日の電話が難しい
- 兄弟・親族が近くにいない
- 親の生活変化が気になっている
- 防犯も心配している
- 災害時の対応も考えておきたい
当てはまる項目が多いほど、見守りサービスが家族の支えになりやすいといえます。
なお、防犯や災害への備えについては、こちらの記事も参考にしてください。
👉 [一人暮らしの親の防犯対策|家族が確認したい10のポイント]
👉 [高齢の親にホームセキュリティは必要?メリットと選び方]
👉 [離れて暮らす親の防災対策|家族で確認しておきたいこと]
逆に、まだサービスを急がなくてもいいケース

一方で、すぐにサービスを導入する必要がないケースもあります。
- 親がサービスを強く拒否している
- 家族が近くに住んでいる
- 電話や訪問で十分に確認できている
- 親自身が必要性を感じていない
こうした場合は、無理に導入を急がず、家族でできる見守りから始めてみましょう。
親の生活状況や気持ちの変化に応じて、必要になったタイミングで検討していけば十分です。
👉 [高齢の親に見守りサービスは必要?選び方と注意点を解説]
見守りサービスを契約する前のチェックリスト

契約前に、次の項目を確認しておきましょう。
- 親がサービス内容を理解している
- 親が納得している
- 何を見守るのか決まっている
- 通知先を確認した
- 緊急時の対応を確認した
- 駆けつけの有無を確認した
- 初期費用を確認した
- 月額料金を確認した
- 追加料金を確認した
- 解約条件を確認した
チェックリストを活用しながら、契約前に家族間で認識をすり合わせておきましょう。
まとめ|離れて暮らす親には「親に合った見守り」を選ぼう

見守りサービスは、家族の不安を減らすためだけのものではありません。
親が安心して今の暮らしを続けるための選択肢の一つでもあります。
大切なのは、一番高機能なサービスを選ぶことではなく、親が無理なく使い続けられるサービスを選ぶことです。
比較表やタイプ別の紹介を参考にしながら、親に合った見守り方法を、家族で一緒に考えていきましょう。
まずは気になるタイプから、詳しい情報を確認してみてください。